[遊戯王LotD] 効果を発動する場所が重要になる変更

新ルールに伴う処理の変更について書いています。

(裁定の変更とも言います)

この記事は、こちらのリンク先の記事に書く予定だった内容を、長かったため別記事にしたものです。

[遊戯王LotD] 新ルールに伴って処理が変更されるようです
...

 

  • 外部リンク 遊戯王公式の該当ページ 処理内容の変更
遊戯王OCG デュエルモンスターズ
遊戯王OCG デュエルモンスターズ 公式サイト

効果を発動する場所が重要になる変更

公式サイトの文

”効果の発動前に、発動する場所に存在しなくなったカードの効果の発動について”

テキストには、そのカードの効果が発動する条件と、その効果が発動する場所が記されています。
(例えば、自身が召喚に成功した場合に発動するモンスターの効果であればフィールド、自身が墓地へ送られた場合に発動する罠の効果であれば墓地でその効果が発動します。)
効果の発動前に、発動する場所に存在しなくなった場合には、その効果を発動する事ができなくなります。(必ず発動する効果も同様です。)
旧処理の例
「クリッター」をコストとして発動した「死のデッキ破壊ウイルス」の発動にチェーンして、「D.D.クロウ」の効果が発動し、墓地から「クリッター」が除外された場合でも、「クリッター」の効果は一連のチェーン処理後に発動します。(この場合でも、「クリッター」の効果は墓地で発動した扱いとなります。)
新処理の例
「クリッター」をコストとして発動した「死のデッキ破壊ウイルス」の発動にチェーンして、「D.D.クロウ」の効果が発動し、墓地から「クリッター」が除外された場合、「クリッター」の効果は一連のチェーン処理後に発動しません。
  • クリッター

墓地に送られると、特定のモンスターをサーチします。

 

  • 死のデッキ破壊ウイルス

コストで特定のモンスターを墓地に送り、相手の場・手札・デッキの特定のカードを破壊します。

 

  • D.D.クロウ

相手の墓地のカード1枚を除外します。

 

これは「効果を発動する場所が、今までよりも重要になるよ」というコナミさんからのお知らせです。

この公式サイトの文を読んでいくと一行目に

“テキストには、そのカードの効果が発動する条件と、その効果が発動する場所が記されています。”

とあります。

いや記されていませんけど?(^^;)

 

これは要するに

テキストに記されている書き方 効果が発動する場所
このカードが召喚(特殊召喚)に成功した場合に発動できる フィールド
このカードが墓地に送られた場合に発動できる 墓地

左側が書いてあれば右側は自明だから、うまく読み取ってね☆ by KONAMI

ということです。

(いやまあ‥分かるけどさ‥不親切だよね‥)

 

今回の変更で、今後はより「効果を発動する場所」を意識する必要が出てきます。

今後出すカードや再録するカードは書き方を分かりやすくしてほしいですね(^^;)

先程のクリッターを例にするなら

  • 現在のテキスト

“このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動する。”

  • さくやんの提案

“このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に墓地で発動する。”

このようにするとか。

 

墓地で発動する場合

公式サイトのクリッター、死のデッキ破壊ウィルス、D.D.クロウを使った例ですが、これはクリッターがコストとして墓地に送られていることが重要です。

これは「コストを払う事が、別の効果の発動条件を満たす場合」の遊戯王のルールを利用したものです。

 

公式サイトの例の場合

  1. コストを払ったカード → 死のデッキ破壊ウィルス
  2. コストに使われて発動条件を満たしたカード → クリッター

になります。

 

この2に当たるカード(例だとクリッター)の発動のタイミングが遊戯王のルールでは

  • コストを払った効果(例だと死デッキ)の処理が終了してから、新しくチェーンを組んで発動する(コストを払った効果にチェーンして発動するわけではない)
  • コストを払った効果が他の効果とチェーンを組んでいる場合は、同じチェーンブロックに乗っている全ての効果の処理が終わってから発動する

ことになっています。

 

実際の動きを見てみると

  1. チェーン1で死デッキを発動(この時にコストとしてクリッターは墓地に送られるが、効果は発動しない)
  2. チェーン2で何か発動
  3. チェーン3で何か発動(以下、チェーンが止まるまで繰り返し)

(チェーンが積み終わる)

 

チェーンが積み終わったので、ここからチェーンを逆順で効果処理していきます。

  1. チェーン3の効果処理
  2. チェーン2の効果処理
  3. チェーン1(死デッキ)の効果処理

(このチェーンの効果処理が終わる)

 

ここまで終わって初めて、コストとして墓地に送られたクリッターが

  1. 新しいチェーンのチェーン1でクリッターの効果が発動

となります。

 

今回の変更は

「カードの効果の発動時に、そのカードが指定された発動の場所にいることを発動するための条件として追加するよ」

というものです。

指定された発動の場所は、先程の表のようにテキストから読み取れるものです。

  • このカードが召喚(特殊召喚)に成功した場合に発動できる → 場
  • このカードが墓地に送られた場合に発動できる → 墓地

となっています。

条件を満たしていなければ、発動ができません。

 

先程の死デッキの発動したチェーン内のどこかでD.D.クロウを発動したとします。(対象を墓地のクリッター)

D.D.クロウの効果処理時に、墓地のクリッターが除外されます。

クリッターが発動できるタイミングになった時に、クリッターは既に墓地からいなくなっています。

指定された発動の場所にいる」という条件が満たせず、クリッターは効果を発動することができません

 

もう一度動きを確認すると

  1. チェーン1で死デッキが発動(コストでクリッターが墓地に送られるが、発動はしない)
  2. チェーン2でD.D.クロウを発動(墓地のクリッターを対象)

(チェーンが積み終わる)

 

チェーンが積み終わったので逆順で効果処理

  1. チェーン2のD.D.クロウの効果処理(墓地のクリッターが除外される)
  2. チェーン1の死デッキの効果処理

(このチェーンの効果処理が終わる)

 

(本来ならば、この後でクリッターの効果が発動したが、墓地にいないため発動の条件を満たせず発動しない)

のような流れになります。

 

繰り返しになりますが、これはクリッターがコストとして墓地に送られているから可能な動きです。

クリッターの効果の発動が後回しにされて、墓地に送られてから発動までに間が空いています。

間が空くことで、D.D.クロウを打てる猶予ができます。

 

例:クリッターがコストとして墓地に送られた場合

  1. クリッターが墓地に送られる
  2. (間が空く) ← ここでD.D.クロウを打てる
  3. クリッターの効果が発動

 

それ以外の、クリッターがリンク素材として墓地に送られた場合などは、すぐにクリッターの効果が発動してしまいます。

(シンクロ素材、アドバンス召喚のリリースとして墓地に送られる場合も同様です)

 

例:クリッターがリンク素材で墓地に送られた場合

  1. リンク素材としてクリッターが墓地に送られる
  2. リンクモンスターの特殊召喚に成功
  3. チェーン1でクリッターの効果が発動
  4. (チェーン2でD.D.クロウを打っても無意味)

このような順番になり、チェーン1ですぐにクリッターの効果が発動してしまいます。

既に効果が発動してしまってから、D.D.クロウを打っても無意味です。

 

特殊召喚が成功してしまった場合、強制効果であるクリッターの効果が優先されチェーン1で発動してしまうため、D.D.クロウで割り込む余地がありません

このようなケースを止めるためには、上の例の2に当たる「リンクモンスターの特殊召喚に成功」の段階で止める必要があります。

つまり、特殊召喚を無効にする必要があります。

 

ところが、ここに1つ問題が生じます。

特殊召喚を無効にするカードの多くは、スペルスピード3カウンター罠であるということです。例:神の宣告、警告、通告

スペルスピード3のカウンター罠を打ってしまうと、その上にスペルスピード2のD.D.クロウをチェーンすることができません

 

例:スペルスピード3で特殊召喚を無効にした場合

  1. リンク素材としてクリッターが墓地に送られる
  2. (リンクモンスターの特殊召喚を無効にしますか?)
  3. チェーン1で特殊召喚を無効にする効果を発動(スペルスピード3のカウンター罠)
  4. (スペルスピード2のD.D.クロウはチェーンできない)

 

このようなケースを止めるには、スペルスピード2の効果で特殊召喚を無効にする必要があります

つまり、モンスター効果による特殊召喚の無効です。

召喚・特殊召喚を無効にできるモンスターには、例えば

  • エヴォルカイザー・ラギア

 

  • 崇光なる宣告者

 

  • コズミック・ブレイザー・ドラゴン

 

があります。

これらを使い

例:スペルスピード2で特殊召喚を無効にした場合

  1. リンク素材としてクリッターが墓地に送られる
  2. (リンクモンスターの特殊召喚を無効にしますか?)
  3. チェーン1で特殊召喚を無効にする効果を発動(スペルスピード2のモンスター効果)
  4. チェーン2でD.D.クロウを発動(スペルスピード2)

(チェーンが積み終わる)

 

チェーンが積み終わったので逆順で効果処理

  1. チェーン2のD.D.クロウの効果処理(墓地のクリッターを除外)
  2. チェーン1の効果処理(リンクモンスターの特殊召喚が無効)

(本来ならば、後回しにされたクリッターの効果がこの後に発動するが、墓地にいないため発動の条件を満たせず発動しない)

このような流れになります。

 

ここまでのまとめ
今回の変更後は、墓地に送られた場合に発動する効果は

  • コストで墓地に送られた場合、チェーンしてDDクロウで除外することで発動を防げる
  • リンク素材、シンクロ素材、アドバンス召喚のリリースとして墓地に送られた場合、モンスター効果で特殊召喚(召喚)を無効にし、チェーンしてDDクロウで除外することで発動を防げる

 

  • 墓地に送られた場合に発動するカード
  • コストとして墓地に送るカード

の2つの具体的な例を少し見てみます。

 

すぐに思い付くものだと、クリッターと対を成す

  • 黒き森のウィッチ

があります。

 

このカードをコストとして墓地に送るカードとして

  • ワンダー・ワンド

があります。

 

コストとして墓地に送るカードではありませんが、このワンダー・ワンドと似た効果のカードに

  • ルドラの魔導書

があります。

どちらも魔法使い族を墓地に送り、2ドローするものですが

  • ワンダー・ワンドはコストで墓地に送る
  • ルドラの魔導書は効果で墓地に送る

という違いがあります。

 

初心者の方にとっては、効果とコストの違いを覚えるのに分かりやすいカードかと思います。

  • コストは発動時に払う
  • 効果は効果処理時に処理する

公式のクリッターの例も、この「コストは発動時に払う」ことから成り立っています。(早い段階でクリッターが墓地に送られるため)

場で発動する場合

公式サイトの文を見ると

”テキストには、そのカードの効果が発動する条件と、その効果が発動する場所が記されています。
(例えば、自身が召喚に成功した場合に発動するモンスターの効果であればフィールド、自身が墓地へ送られた場合に発動する罠の効果であれば墓地でその効果が発動します。)”

とあり、フィールドで発動する効果についても触れています。

 

「墓地で発動する効果」については、公式でクリッターとD.D.クロウという例を出してくれたため理解ができました。

公式で例を挙げていない「場で発動する効果」の方について、今回の変更がどのように影響するのか少しさくやんの方で考えてみました。

 

考えられるケースとしては、例えば

  1. チェーン1で自分が対象を取らない除去効果を発動
  2. チェーン2で相手が特殊召喚する効果を発動
  3. (その特殊召喚するモンスターが特殊召喚の成功時に発動する効果を持っている)

のようなケースが当てはまるかと思います。

 

具体的なカードを使って動きを見てみます。

上記のカードをそれぞれ

  1. ディメンション・マジック
  2. 閃刀姫-レイ
  3. 閃刀姫-カガリ

の場合で考えてみます。

 

  • ディメンション・マジック

先程の黒き森のウィッチとも相性のいいカード。

テキストに「選んで」と書いてあるため、対象を取る効果ではありません。

  • 対象を取る効果の場合は、発動時に対象を選択する
  • 対象を取らない効果(選んで)の場合は、効果処理時に選ぶ

 

  • 閃刀姫-レイ

閃刀姫-レイは、自身をリリースして閃刀姫リンクモンスターを特殊召喚できます。(相手ターンでも発動できる)

 

  • 閃刀姫-カガリ

閃刀姫-カガリは、特殊召喚に成功した場合に効果が発動します。

 

動きの例

(相手の場に閃刀姫-レイが召喚)

  1. チェーン1で自分がディメンション・マジックを発動
  2. チェーン2で相手が閃刀姫-レイをリリースして特殊召喚する効果を発動

(チェーンが積み終わる)

 

チェーンが積み終わったので逆順で効果処理

  1. チェーン2の効果処理でカガリが特殊召喚される(一連のチェーン処理が終わるまで、カガリの効果は発動されない)
  2. チェーン1の効果処理でカガリを選び、カガリが破壊される(このタイミングで選べる)

(本来なら、後回しにされたカガリの特殊召喚に成功した場合の効果がこの後に発動するが、場にいないため発動の条件を満たせず発動しない)

このような流れになります。

 

現実的に起こり得る動きかどうかはともかく、今の時点でさくやんが思い付いたケースです。

ここまでのまとめ
今回の変更後は、特殊召喚に成功した場合に発動する効果は

  1. チェーン1で対象を取らない除去効果を発動
  2. チェーン2で特殊召喚する効果を発動
    (その特殊召喚するモンスターが特殊召喚の成功時に発動する効果を持っている)

のような順でチェーンが組まれた場合は発動できない場合がある。

 

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